しゃぶしゃぶ食べ放題から見るインドネシア文化
こんばんは!
本日でジャカルタ滞在4日目です。明後日の朝、調査地のスマトラ島に入ります。
1ヶ月間のフィールド調査となると、日本食が恋しくなってしまうもの…。
ジャカルタに来る前に日本で色々と食べてきたつもりでしたがやっぱりまだ食べたい(笑)!ということで、今日はジャカルタはPacific Placeという高級感のあるショッピングモールの中にあるしゃぶしゃぶ食べ放題のお店、「しゃぶ里」へ行ってきました。
こちらです!↓
あとからネットで検索したのですが、この店、200人を超えるユーザーから評価を受けて居ながらにして、評価4.6と尋常じゃないほど高いです(笑)。
お店自体は出来て一年くらい?かと思います。今回が初めてではないのですが、改めて見ると色々と面白い事があったのでまとめて報告しますね。
「そもそもインドネシアで食べ放題という概念が通用するのか!?」
と思ってしまいますが、案外大荒れすることなく、マダムたちなどで賑わっています。日本人客は私達以外いなくて、富裕層のインドネシア人に人気という印象です。
最も安いお肉のプランで13万ルピア(1,300円)ほど。私達はそれより一つグレードの高い18万ルピアのコースにしました。
お肉の部位は選べず、出てくる肉は常に一種類です。システムは日本のチェーンの鍋食べ放題のお店に似ていて、中央に野菜ビュッフェやドリンクバーがあり、好きに具を取りに行くことが出来ます。
意外とビュッフェ部分も秩序が保たれていてナイスです(笑)。野菜を持ち帰ろうとする人ももちろんいません。
それに、定期的に店員さんが綺麗にしに来るので、衛生面でもさほど問題はないように思います。
では、ここで、しゃぶしゃぶ食べ放題、私の知っている日本のお店とは違うところをご紹介します♪
①鍋は一人一つ!
テーブルには座席の数だけIHヒーターがついています。
皆鍋の中身をシェアしてつつきあう、ということはしないようです。確かに、他人と一つの鍋から食べる、という行為は初めて鍋を見る人にとっては衝撃的なのかもしれませんね。
これなら、そうした問題も解決できます。(コストはかかるでしょうけど…)
4人いたら一つのテーブルで4つの味を楽しむことができるので、鍋をシェアすることに抵抗のない私達にとってはお得なサービスですね。
②人気メニューは肉以外!?
来店しているお客さんの動きを見ていると、入店直後からビュッフェコーナーにあるポテトや唐揚げ、スイカなどの果物を大量に取っていきます。
鍋はシェアしないので、野菜などの具材もシェアしません。というわけで各々食べたい好きなモノをとっているようです。そうすると大量の果物が消費される様子(笑)。
ここしゃぶしゃぶ屋さんだけど!?と思ってしまいますが、ある意味とてもヘルシー!野菜や果物の食べ放題のお店だとしても、マダム層にとってはお手頃価格なのかもしれません…。
ちなみに、この写真にある手羽先、なかなか美味でした…(2本食べました笑)
③インドネシア人の舌にあわせた独自メニュー
これは、外国に出店する日本食料理屋としては当然なのかもしれませんが、こちらのお店でも御多分にもれず、インドネシアカラーに合わせたメニューを展開しています。
豚を食べないイスラム教徒の人が多いので、お肉は豚メニューはありませんでした(多分)。
ソースにはおそらくインドネシアオリジナルの味として「サンバル」(唐辛子を使った辛いケチャップ)が追加されています。
他にも、ビュッフェのところには、白身魚やエビなど、インドネシア人が好きそうな(?)魚介も並んでいました。
このような細やかな配慮が人気の秘訣なのかもしれませんね。
90分食べ放題、お腹いっぱいになりました。
お肉は2人で11皿食べました。多いかな?少ないかな?
では〜〜