インドネシアのお好み焼き!?マルタバック
さて、夜ご飯を楽しんだあとにはお店の周りをお散歩…。
屋台が並ぶ賑やかな通りが続きます(猫好きの私には嬉しい野良猫の出現率)。
その中でもとりわけ人を集めているのは…
こちらのお店。
Martabak65aといって、インドネシアで人気の「マルタバック」屋さんです。
マルタバックとはなにか?ということですが、日本ではしばしば「お好み焼き」と表現されることがあるのだとか(実際には、お好み焼きとはかなり違うものですが…)。
語源と考えられるアラビア語の「ムタッバク」(مُطبَّق)は、「折り畳まれた(もの)」ということで、マルタバックもまさに折りたたまれたパンケーキというような感じです。インドネシアの食べ物だと思っていましたが、実はイエメン、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイと各地でいろいろな形で楽しまれている食事なのだそうです。
インドネシアのマルタバックは甘いものとしょっぱいものがありますが、最近ブームなのは甘いスイーツとしてのマルタバックのようで、こちらのお店でもチョコや練乳をふんだんに使ったマルタバックを販売しています。
オープンキッチン(!?)から見える流れるような作業風景は圧巻です。動画は数時間後にエンコードが終了する予定…こちらです。
しかしその猛烈な作業スピードにもかかわらず、待ち人数は30組弱と、長蛇の列…。人気ぶりが伺えますね。
こんな感じで、大きくて分厚いクレープ生地のようなパン生地に、お好みの味をのせて(チョコやチーズなど。生クリームはないみたいです)、半分に折って適当な大きさにカットして箱詰めされます。かなりの量になるので1人では絶対食べきれませんね(笑)。
バターも練乳もたっぷりの、高カロリーな夜食となりました……^^;
味は行列も納得。とても美味しかったです!日本にも同じようなものがあるといいですね〜。